フォルクスワーゲングループは9月4日、ドイツ・ベルリンで9月8日に開催される「スタートアップナイト2017」に参加すると発表した。
スタートアップナイト2017は、新興企業の斬新なアイデアの実用化を支援する目的で開催されるもの。モビリティ、エネルギー、燃費技術の分野から60社以上のスタートアップ企業が参加。ベルリン市内4か所の会場では、4000人以上の来場者が見込まれている。
スタートアップナイト2017では、フォルクスワーゲングループの各ブランドや企業の革新チームが、新興企業や来場者とディスカッションを行う予定。フォルクスワーゲングループフォーラムのフォルクスワーゲングループITには、アウディ、ポルシェデジタルラボ、スイスのフォルクスワーゲンブランドのThink New Organization、フォルクスワーゲン商用車などが参加する。
フォルクスワーゲングループのMartin Hofmannチーフ・インフォメーション・オフィサーは、「フォルクスワーゲングループにとって、スタートアップ企業は創造力の重要なプロバイダー。フォルクスワーゲングループは、スタートアップのために扉を開けている」とコメント。
スタートアップ企業のアイデアを実用化するプログラムが、「フォルクスワーゲン・アイデアハブ」。様々な異なるフォルクスワーゲン部門と新興企業の共同プロジェクトとして、地図データのインテリジェントな使用方法、3D印刷、モビリティサービスのアプリケーションなど、多くのパイロットプロジェクトが実行されている。