192km/h、高速走行中の5G通信ハンドオーバーに成功…サムスンとKDDI

自動車 テクノロジー ネット
サムスンとKDDIの5G通信ハンドオーバー実験
サムスンとKDDIの5G通信ハンドオーバー実験 全 3 枚 拡大写真

韓国のサムスン電子とKDDIは9月7日、次世代移動通信システムの「5G」を利用した実証実験において、世界最速となる190km/h超で走行する車両内でのハンドオーバーに成功した、と発表した。

画像:サムスンとKDDIの5G通信ハンドオーバー実験

ハンドオーバーとは、インターネットなどの通信を継続したまま、接続先の基地局を切り替えること。高周波数帯を利用する5G通信では、現行の「4G」通信よりも高速移動中のハンドオーバーが困難とされる。

KDDIは2017年2月、東京都内の市街地や高速道路において、約60km/hで走行する車両において、28GHz帯を用いたハンドオーバーに日本国内で初めて成功していた。

今回の実証実験は、韓国龍仁市のエバーランド・スピードウェイにおいて、サムスン電子とKDDIが共同で実施。28GHz帯の実験システムを活用して、複数の基地局間を192km/hでハンドオーバーすることに成功した。また、世界最速となる205km/hで走行する車両において、5Gのデータ通信にも成功している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  3. スズキが新型クロスオーバー『SV-7GX』を世界初公開! 初心者にも優しいV2アドベンチャー、2026年後半に欧州発売
  4. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  5. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る