【カーオーディオ製品選びの傾向と対策】パワーアンプ編 その1…アンプの必要性

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パワーアンプの一例。ロックフォード・フォズゲート R300X4。
パワーアンプの一例。ロックフォード・フォズゲート R300X4。 全 1 枚 拡大写真

カーオーディオのある生活を楽しもうとするならば、製品選びも楽しむべき重要ポイントの1つとなる。そこのところを存分に満喫していただくサポートとなるように、当連載をお届けしている。今週からは新たな章に突入する。

今回からは、「パワーアンプ」について考えていく。もしも「フロントスピーカー」を市販品に交換したならば、次なる1手として、「パワーアンプ」の追加を検討したい。それを実践する際の“傾向と対策”を、いろいろな観点から考察していく。

ところで、「スピーカー交換」の次の1手というと、実はいろいろなアプローチが考えられる。低音を増強する方法もあるし、コントロール機能を追加するという方法もある。しかしながら今回は、交換した「スピーカー」の性能をさらに引き出す、という観点に立って、「パワーアンプ」の導入をお薦めしていこうと思う。

というわけでまず今週は、「パワーアンプ」を導入すると音が良くなる、その理由を考えてみる。

ちなみに、AV一体型ナビも含め、カーオーディオメインユニットには普通、パワーアンプが内蔵されている。純正メインユニットについてもしかりだ。なので、「外部パワーアンプ」は、なくてはならないものかというと、そうではない。なくても音楽は楽しめる。

しかし、1DINのオーディオメインユニットの中に入れられているパワーアンプに、多くを望むのは酷だ。AV一体型ナビについても同様だ。ナビのボディは2DINサイズあるが、内部はメカでぎゅうぎゅう詰めだ。その中に収められている「パワーアンプ」が、ストレスなく、かつパワフルに仕事ができるとは到底思えない。

実際に、一般的な外部パワーアンプと内蔵アンプとでは、パワー(出力)差がかなりある。内蔵アンプは大概、“最大出力50W”程度が確保されているが、スピーカーを鳴らすときに問題となるのは“定格出力”。“最大出力”が50Wくらいであれば、“定格出力”はせいぜい20Wくらいだろうか。場合によってはそれ以下だ。

しかしながら市販の「外部パワーアンプ」ならば、“定格出力”が50W程度確保されている機種は多い。

パワーの差は、余裕となって現れる。クルマのエンジンをイメージしてほしい。軽カーで高速道路を走るのと、2リッターエンジンが搭載されたクルマで高速道路を走るのとでは、余裕が全然違う。音楽を聴くにあたって、余裕があるかないかは音質差となって如実に現れる。瞬間的に大きな音が鳴らされる局面で、パワーが大きければそれへの対応が楽であり、小さな音量で聴いているときにも、1音1音のきめ細やかさが異なってくる。

余裕をもってスピーカーを鳴らせるようになることには、利得が多々あるのだ。

今週はここまでとさせていただく。次週からはここでの説明を踏まえ、「パワーアンプ」選びのコツを、1つ1つ紹介していく。お楽しみに。

【カーオーディオ】製品選びの“傾向と対策” Part.2「パワーアンプ編」その1 “アンプの必要性”

《太田祥三》

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