【福祉機器展2017】ホンダ N-BOX 新型の車いす仕様車を初公開へ

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ホンダ・フリード+車いす仕様車
ホンダ・フリード+車いす仕様車 全 4 枚 拡大写真

ホンダは、9月27日から29日に東京ビッグサイトで開催される「第44回 国際福祉機器展 H.C.R.2017」の出展概要を発表した。

ホンダは「Fun for Everyone. Honda~移動の喜びを一人ひとりに~」というテーマのもと、新型『N-BOX』の車いす仕様車の市販予定モデルを来年春の発売に先駆けて初公開するほか、さまざまな福祉車両、福祉機器を展示する。

N-BOXは、今年8月31日にフルモデルチェンジし、安全運転支援システム「ホンダ センシング」を同社軽乗用車として初採用。従来機能に後方誤発進抑制機能を追加して全タイプに標準装備とした。また、広い室内空間や存在感のあるデザインを継承しつつ、新開発したプラットフォーム、パワートレインを採用するなど、商品力を向上させた。今回初公開する新型N-BOXの車いす仕様車は、ベース車両の進化に加えて、車いす乗車モードへのアレンジ手順を半減させるなど、使い勝手を高めた。

そのほか、コンパクトなボディながら車いす利用者も含めて最大6名が乗車できる『フリード+』や、3列目に車いすで乗車しても開放的な車窓の眺めが楽しめる『ステップ ワゴン』など、それぞれのベース車両の特長を活かした福祉車両のラインアップを取り揃える。

また、加齢や疾病などにより歩行能力が低下した人のリハビリ補助を目的とした機器「ホンダ歩行アシスト」や、障がい者の自動車運転再開に向けた能力評価サポートなどを目的として、全国の病院などで活用されている簡易型四輪ドライビングシミュレーター「ホンダ セーフティナビ」を体験できるコーナーを設置。さらに28日にはリオデジャネイロ・パラリンピックに出場したプロ車いすテニスプレイヤーの国枝慎吾選手のトークショーを行う。

《纐纈敏也@DAYS》

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