BEWITHの次世代スタンダードスピーカー『Reference AM』シリーズ…魅力と可能性

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ビーウィズ『Reference AM』シリーズ。16.5cmウーファー『L-165R』。
ビーウィズ『Reference AM』シリーズ。16.5cmウーファー『L-165R』。 全 11 枚 拡大写真

8月21日に発表され、愛好家の間で大きな話題を呼んでいる、「BEWITH」の次世代スタンダードスピーカー『Reference AM』シリーズ。その、プロショップ向けの新製品発表会が、9月13日、千葉県木更津市の「フォーカル プラグ&プレイ本店」にて開催された。

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さて、この新機軸スピーカーは、プロの目にはどのように映ったのだろうか。『Reference AM』シリーズの魅力と可能性を浮き彫りにすべく、敏腕インストーラーたちの声を紹介していく。

■久々の大型新人。完全なる“新設計・新金型”の、新機軸スピーカー。

はじめに、『Reference AM』シリーズの概要をおさらいしておこう。当シリーズは、ハイグレードスピーカー『Confidence lll』(税抜価格:52万円)等を擁する、国産ハイエンドカーオーディオブランド“BEWITH”から発売されるスタンダードスピーカーシリーズである。トゥイーター、ミッドレンジ、ウーファーの3タイプのスピーカーユニットと、信号の帯域分割を行うパッシブクロスオーバーネットワークでシリーズは構成され、スピーカーユニットは単品(ペア)でも、2ウェイまたは3ウェイシステムとしても販売される。価格は16.5cmセパレート3ウェイシステム「Reference AM Trio」で14万8000円(税抜/セット)、16.5cmセパレート2ウェイシステム「Reference AM Duo165」で9万9000円(税抜/セット)だ。

注目すべき最大のポイントは、ラインナップのすべてが、“新設計・新金型品”である、ということ。投影されている基本コンセプトや思想、技術は当然ながら、“BEWITH”がこれまで積み上げ、貫いてきたものだが、仕様が同社の既存スピーカーとは完全に異なる、まったく新基軸のスピーカーであるのだ。

最大の違いは、口径体系だ。これまでの同社のスピーカーは、トゥイーターが5cm、ミッドウーファーが13cm、そしてサブウーファーが18cmであったのだが、今シリーズでは、トゥイーターが2.5cmのドームタイプ、ミッドレンジが8.8cm、そしてウーファーが16.5cm。既存のスピーカーと同一口径のスピーカーユニットは、1つとしてない。

この口径体系が取られているその心は、「最新のスポーツカーやプレミアムカーへの装着性を意識した」ところにある。要は、「トレードイン・スピーカー」として最適な仕様が追求されている、というわけなのだ。

従って、口径以外の部分に関しても、「インストール性」へのこだわりが満載だ。ユニットはそれぞれ奥行き寸法が現実的な範囲にとどめられていたり、磁気回路の小型化が図られていたり、パッシブクロスオーバーネットワークの最小化も果たされている。“多くの車種に簡単装着が可能”であることをアイデンティティとしているスピーカーなのである。

その上で、音への妥協も一切ない。すべてのユニットに新開発された『AM(アルミ・マグネシウム)ダイヤフラム』がおごられ、フラッグシップスピーカー『コンフィデンス lll』に投入されている技術のほぼすべて(“偏心コーン”以外)が注入されている。

にも関わらず、リーズナブル。話題を集める理由は、こういったところにあったのだ。

■「長く使えるスピーカー」、「欲しい音をきっちりと出してくれる」

では、新製品発表会に参加しデモカーのサウンドをチェックしたプロの声を紹介していこう。話をお訊きしたのは、以下の4店(すべて当サイトの登録店)から参加した方々だ。

まずは、群馬県の人気ショップ『to be Style』の田中さんにお訊きした話からご紹介しよう。

「これまでも、“BEWITH”スピーカーを“トレードイン”的な仕様で取り付けたい、とおっしゃる方は少なくありませんでした。純正のインテリアのルックスを換えたくない、もしくは予算を抑えたい、というのがその主な理由です。しかしこれからは、『Reference AM』シリーズを選べば、それが可能となります。当機を歓迎する方は多いでしょうね。

音質性能的にも、コストパフォーマンスは相当に高いと感じました。多くの方に好まれそうな音色ですし。個性を主張し過ぎないところも良いですね。なので、パワーアンプを追加したときには、アンプの味を素直に表現してくれそうです。

エントリースピーカーとしてはお安くはないですが、ステップアップしなくても長く使えますから、むしろお得かもしれません。総合力の高いスピーカーだと思いました」

続いては、千葉県の気鋭ショップ『ARKRIDE』の大塚さんの声をご紹介しよう。

「すっきりとした、気持ちの良いサウンドでした。欲しい音をちゃんと出してくれるスピーカー、という印象です。良いスピーカーであることは間違いないですね。

“BEWITH”に興味を持ちながら手を出しづらかった、という人にとっては、絶好の狙い目になるのではないでしょうか。

“トレードイン”という方向性は、これから意識していくべき方向性だと常々思っていました。この製品をきっかけに、新たな需要を掘り起こせるかもしれませんね。大いに可能性を感じます」

■「気軽に取り入れても楽しめるスピーカー」、「新たな層を取り込める可能性を秘めている」

続いては、埼玉県の実力ショップ『東京車楽』の木村さんにお訊きした話を紹介しよう。

「性能が高いのは確かですね。通常のこのくらいの価格帯の2ウェイスピーカーでは、2ウェイの宿命として、ピークやディップが多かれ少なかれ出てしまうものですが、『Reference AM』シリーズでは気になる部分がありませんでした。嫌な音がしないんです。驚きましたね。好感触です。

カジュアルなシステムを組んでも面白いと思います。最近のAV一体型ナビには高機能なDSPが搭載されているモデルもありますから、そういうものと組み合わせれば予算の総額は抑えられます。そういう使い方をしても、このスピーカーの良さは味わえそうです。

“トレードイン”を求める層は確実に存在しています。このスピーカーが、そのような方々を取り込んでいく足がかりとなるかもしれません。面白い存在になりそうです」

最後は、千葉県の有名ショップ、『Proshop vogue』の渡邊さんからお訊きした話を紹介しよう。

「音質性能は確かでした。非常に抜けが良くて、コストパフォーマンスの高さを感じました。このスピーカーをきっかけにして、カーオーディオ愛好家の裾野を広げられるかもしれませんね。

敢えて難点を挙げるならば、『Reference AM』シリーズから既存の“BEWITH”スピーカーへのステップアップがしづらいことでしょうか。ですから、今後のシステムアップを視野に入れられる方には、『BE-FIT』や『Accurate lll』をお薦めすることにはなるでしょうね。これらなら、スピーカーを上級機に換えても、エンクロージャーはずっと使っていけるんですよ。ステップアップをリーズナブルに行えるんです。

ですので、既存のスピーカー群も存在価値を落とすことはありませんし、ユーザーとしては単純に選択肢が広がるわけですから、メリットは大きい。良いニュースだと思います」

各店の話を総合して、『Reference AM』シリーズの音質性能が高いことは疑いようがなく、そしてこのスピーカーが、カーオーディオ愛好家を増やすきっかけとなるであろうことも確かなようだ。十分な魅力を持ち、高い可能性を秘めた好機と言って間違いない。

これまで“BEWITH”に関心を抱きながらも、導入のハードルの高さを感じていたという方は、ぜひともこれにご注目を。車体にもお財布にも負担の少ないスピーカーであるこの、『Reference AM』シリーズ。要チェック。

“BEWITH”の次世代スタンダードスピーカー『Reference AM』シリーズの、魅力と可能性とは…。

《太田祥三》

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