ボルボ、米新工場で次期 XC90 生産へ…全車電動化戦略に対応

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ボルボXC90
ボルボXC90 全 2 枚 拡大写真

スウェーデンのボルボカーズは9月25日、米国サウスカロライナ州に建設中の新工場に追加投資を行い、次世代の『XC90』 の生産を行うと発表した。

米国サウスカロライナ州チャールストンに建設中の新工場は、ボルボカーズにとって、初の米国工場。当初の計画では、工場の建設におよそ5億ドルを投資し、操業開始は2018年後半を予定。稼働当初は、年間10万台の次期『S60』を生産し、組み立てられた車両は、米国および海外市場で販売される。

今回、ボルボカーズは、建設中の新工場に追加投資を行い、次世代のXC90 の生産を行うと発表。新工場への総投資額は11億ドルに拡大し、およそ1900名の新規雇用も創出される。生産能力も、年間15万台へ引き上げられる。

次期XC90の生産開始は、2021年を予定。ボルボカーズは、2019年以降に発売する全ボルボ車のパワートレインを電動化すると発表しており、次期XC90の生産にも、この全車電動化戦略への対応が図られることになる。

《森脇稔》

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