【CEATEC 2017】水から水素を生成するスマート水素ステーション…ホンダ

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダブース
ホンダブース 全 5 枚 拡大写真

ホンダは CEATEC JAPAN 2017 に出展し、水から水素を生成することができる『スマート水素ステーション』を展示した。

【画像全5枚】

燃料電池車の普及には、水素ステーションのインフラ整備が不可欠だが、ホンダの提案は、水から水素を取り出すことができるコンパクトな水素ステーション。コアとなる水素取り出し装置『パワークリエイター』は、ホンダが開発した。

スマート水素ステーションは、水を補給すればいいので、水素そのものを運ぶよりもリスクやコストの面で有利だ。ただし制約があり、担当者によると「スマート水素ステーションは、第二種高圧ガス製造者に分類され、水素の生成は1日2.5kgまでと決められています」という。(同社の)『クラリティFCV』は1回のチャージで5kgほど入るため、使い方に工夫が必要だ。

ただ、設置が簡易なため仙台市や倉敷市などの自治体では設置事例があり、今後も使い方次第では設置事例が増えていくことだろう。

CEATEC JAPAN 2017 は、10月3日から6日まで、千葉市の幕張メッセにて開催中だ。

《佐藤耕一》

日本自動車ジャーナリスト協会会員 佐藤耕一

自動車メディアの副編集長として活動したのち、IT企業にて自動車メーカー・サプライヤー向けのビジネス開発を経験し、のち独立。EV・電動車やCASE領域を中心に活動中。日本自動車ジャーナリスト協会会員

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る