京都市営地下鉄の優先座席をリニューアル…東西線では配置を大幅に変更

鉄道 行政
左がリニューアル前、右がリニューアル後の優先座席エリア。床貼りシートと吊り手はオレンジ色となる。
左がリニューアル前、右がリニューアル後の優先座席エリア。床貼りシートと吊り手はオレンジ色となる。 全 2 枚 拡大写真

京都市交通局は10月10日、市営地下鉄の優先座席エリアをリニューアルすると発表した。リニューアル後の車両は、東西線が10月25日から、烏丸線が10月28日から運行を開始する。

優先座席の利便性向上を図るとともに、国内外からの利用者増加に伴ない、優先座席をより明確に認知してもらうことを目的とした措置で、東西線と烏丸線の全37編成に施工する。

リニューアルされる優先座席エリアには、そのことを示した日・英・中・韓の4カ国語表記と、「座席をおゆずりください」という、日・英2カ国語表記を施したオレンジ色の床貼りシートを設置。妊婦や高齢者に配慮して、吊り手をつかみやすい高さに変更し、色を床貼りシートと同じオレンジ色とする。

また、東西線では、対角線状に離れていた優先座席を、烏丸線と同様に1ヶ所に集中させ、向い合わせとする配置替えを行なう。

リニューアルは2018年3月末に完了する予定となっているが、大幅な配置替えとなる東西線では、過渡期に新旧配置が混在することから、「リニューアル移行期間中,優先座席の位置が異なる列車がございますので御注意ください」としている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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