【農業ワールド2017】マルシェやアウトドアにも使える軽トラのユーティリティボックス

自動車 ニューモデル 新型車
ランプス「ケーランプス」(農業ワールド2017)
ランプス「ケーランプス」(農業ワールド2017) 全 9 枚 拡大写真

これまで、ありそうでなかった、軽トラの荷台に載せた軽量のユーティリティ・カーゴボックス。そんな、ちょっと面白い車を農業ワールド2017に展示していたのが、岐阜県高山市で自動車販売・カスタム製作を行っているランプスだ。

軽トラの荷台の上に、アルミとステンレスを部位に応じて使い分けながら、支柱を建て、パネルを張った。ぱっと見はパネルバンだが、荷物の積み下ろしやすさは軽トラのままで、荷台のアオリも含めて3面を大きく開閉できるのが最大の特徴だ。雨風がしのげて、軽バンよりも運搬に優れ、軽トラよりも汎用(はんよう)性の高い新しい軽自動車として、同社では『ケーランプス』と名付けて販売している。

材料の大部分をアルミにすることによって、総重量は50kg弱と軽量。同社の今井敦代表は「走行性能や燃費、ブレーキの利きは架装前とあまり変わりません。それに、車検時には楽に取り外しができます」と、軽さのメリットを説明。また、経年変化で汚くなってくる幌に比べて、サビに強く、奇麗で清潔さを保てるという。

既に2017年春から発売。地元農家が収穫から出荷で利用しているほか、道の駅等で農産物販売のブースとしても使われているという。パネルは全開するとオーニングテントの役割を果たし、商品や値段を書き込む黒板にすることもできるのだ。

この造りなら、釣りやキャンプといったレジャーにも使える。パネルの内側にロックを付ければ、テント以上に快適な部屋となり、荷台でゆったりと寝ることもできる。同代表は「軽くてきれいで、面白い。機能性に見た目がマッチしているので、若い農家さんやアウトドアを楽しむ人にもお勧めできます」とアピールしてる。

ケーランプスは、現行の軽3メーカーに対応。様々なカスタマイズにも応じている。価格は35万8000円~。

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
  4. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  5. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る