トヨタの燃料電池大型トラック、実証実験開始へ…まずは1日320km走行

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタの燃料電池大型トラック
トヨタの燃料電池大型トラック 全 3 枚 拡大写真

トヨタモーターノースアメリカは10月12日、米国カリフォルニア州において10月23日から、燃料電池システムを搭載した大型トラックの実証実験を開始すると発表した。

この実証実験は「プロジェクト・ポータル」と呼ばれるもの。燃料電池パワートレインを搭載した大型トラックコンセプトを使用する。同車には、市販燃料電池車、『ミライ』のFCスタック2基と12kWhの駆動用バッテリーを採用。最大出力は670hp以上、最大トルクは183.2kgmを発生する。

大型トラックコンセプトは実証実験において、1日あたり約320kmを走行する予定。積荷を含めて、総重量はおよそ36トン。まずは、ロサンゼルス港やロングビーチのターミナルを基点に、倉庫へ物資を輸送する。その後、順次走行距離を伸ばす予定。

この実証実験を通じて、トヨタモーターノースアメリカは、大型商用車に燃料電池技術が導入できるかどうか、実用性などを確認していく。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る