定員外乗車でカーブ逸脱の事故、運転の少年を書類送検

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今年7月、静岡県静岡市清水区内の市道でカーブを逸脱した軽乗用車が横転し、7人が負傷した事故について、静岡県警は18日、運転していた富士市内に在住し、事故当時は18歳だった少年を過失傷害や定員外乗車の容疑で書類送検した。

静岡県警・清水署によると、問題の事故は2017年7月25日の午後2時10分ごろ発生している。静岡市清水区興津井上町付近の市道を走行していた軽乗用車が路外に逸脱。急ハンドルを切った弾みで横転した。

軽乗用車なので定員は4人となるが、事故当時は運転していた少年を含めて13-18歳の男女7人が乗車しており、このうち後部座席に同乗していた16歳の女性が頭部強打などの重体。14歳の男子中学生が重傷を負った。運転者を含む5人も打撲などの軽傷を負っている。

運転していた少年は免許を取得したばかり。警察では速度超過や定員外乗車による重量増が事故につながったものと判断し、少年を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(定員外乗車)で書類送検した。容疑については大筋で認めているという。

《石田真一》

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