トヨタ自動車は『プリウス』を一部改良するとともに、特別仕様車2モデルを設定し、11月1日より販売を開始した。
特別仕様車「Sセーフティプラス」「Sセーフティプラス ツートーン」は、標準グレード「S」をベースに安全装備を充実。アクセルペダル踏み間違い時の衝突被害軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナーのほか、衝突回避支援パッケージ「トヨタ セーフティ センスP」、シンプルインテリジェントパーキングアシスト、LEDフロントフォグランプなどを特別装備する。これらの搭載車は、官民連携で推奨する安全運転サポート車のうち、高齢運転者に特に推奨する「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」の「ワイド」に相当する。
さらに、ナビレディセット(バックカメラとステアリングスイッチ)を特別装備したほか、Sセーフティプラス ツートーンは、内外装の随所にブラック加飾を施し、より魅力的な仕様とした。
外板色は、Sセーフティプラスには、スティールブロンドメタリックを含む全4色、Sセーフティプラス ツートーンには、ルーフ色アティチュードブラックマイカとボディ色ホワイトパールクリスタルシャイン(特別設定色・オプション)など、全3色の組み合わせを設定した。
価格はSセーフティプラスの2WDが260万7120円、E-Four(電気式四輪駆動)が280万1520円。Sセーフティプラス ツートーンは2WDが273万3480円、E-Fourが292万7880円。
もう一方の特別仕様車「Aプレミアム ツーリングセレクション・20th アニバーサリー リミテッド」は、プリウス誕生20周年の記念モデル。上級グレード「Aプレミアム」をベースに、215/45R17のタイヤ&アルミホイールなど「ツーリングセレクション」を装備する。ルーフ色アティチュードブラックマイカに対し、ボディ色はホワイトパールクリスタルシャインまたはエモーショナルレッド(オプション)、全2色の組み合わせを設定。エクステリアは、ブラックスパッタリング塗装のアルミホイールなど、随所にブラックを配色し、外板色とのコントラストを際立たせている。
インテリアは、シート表皮にホワイトのプレミアムナッパ本革を採用。また、随所にブラック加飾を施し、フロントコンソールトレイには、ピアノブラック加飾に艶と輝きを保つ自己治癒クリヤーを採用。さらに、アクセントに専用レッド加飾を施したサイドレジスターなどを採用し、上質な室内空間を演出している。
また、11.6インチのT-コネクト SDナビゲーションシステムを特別装備したほか、オリジナル加飾を施した専用スマートキー、専用車検証入れ(プレミアムナッパ本革仕様)を設定し、特別感を高めている。
価格は2WDが385万円、E-Fourが404万4400円。12月下旬までの期間限定で注文を受け付ける。
そのほか、一部改良では、ピアノブラック加飾のフロントコンソールトレイを採用。また、11.6インチのT-コネクト SDナビゲーションシステムを設定し、視認性・操作性を向上させるとともに、T-コネクト DCM(データコミュニケーションモジュール)パッケージとあわせ、安心・安全・便利なカーライフサポートを提供する。