いすゞ、タイ市場好調で2期ぶりの増収増益…通期も上方修正 2017年4-9月期決算

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いすゞ自動車(参考画像)
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いすゞ自動車は11月6日、2017年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。タイ市場の好調などにより、2期ぶりの増収増益となった。

第2四半期累計期間の総販売台数は前年同期比2.5%減の23万6924台。国内は同3.1%減の3万7160台、海外も一部資源国で需要が低迷し、同2.4%減の19万9764台となった。一方、車両以外は順調で、海外生産用部品が同28.6%増の290億円、エンジン・コンポーネントは同32.4%増の610億円。これらの結果、売上高は一部資源国での販売減少をタイ市場のピックアップトラックやエンジン・コンポーネント、保有事業の伸びで補い、同8.4%増の9846億円、2期ぶりの増収となった。

損益は増収効果と原価低減などに加え、為替の好転により増益となった。営業利益は同8.4%増の741億円、経常利益は同14.5%増の827億円、純利益は同35.9%増の526億円。いずれも2期ぶりの増益となった。

通期業績見通しは、下期における海外事業全般での販売増加などを織り込み上方修正。売上高2兆0600億円(前回予想比+700億円)、営業利益1640億円(+120億円)、経常利益1750億円(+180億円)、純利益1090億円(+100億円)とした。なお前提為替レートはこれまでより2円円安の1ドル111円とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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