ヤマハ発動機は、デザインコンセプトモデル第7弾となる電動三輪コミューター「07GEN」を制作。11月7日から13日まで渋谷ヒカリエで開催される「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展(超福祉展)」にて展示する。
「GEN(ジェン)」シリーズは、ヤマハ発動機のデザインフィロソフィーである「Refined Dynamism(洗練された躍動美)」に基づいたコンセプトモデル。これまで2014年に発表したオン&オフクロスオーバービークル「01GEN」以来、6作品を制作している。
シリーズ第7弾となる07GENは、「シニア世代が気軽に楽しく乗れて、街に出掛けたくなる、愛着のわく乗り物」をコンセプトに、本物の質感を知るシニア世代の快適な外出をサポートできる電動三輪コミューターを目指した。金属フレームを採用したスタイリッシュなフォルムや、バーガンディ・カラーのレザーシート、ブラス(真ちゅう)をアクセントにすることで、自然や街になじむ素材感を生かしたモダンクラシックな外観とした。
また、歩道での走行を想定したスリムなボディでありながら、低重心設計と大型の車輪を採用することで安定性を向上。背筋を伸ばした操縦姿勢を保つことができ、乗り降りしやすい形状にデザインした。そのほか、体格や用途に合わせてシート高を調整できるなど、コミューターとしてだけでなく、機能性も追求し、乗る人の個性を際立たせるカスタマイズニーズにも対応する。