【EICMA 2017】ドゥカティ スクランブラー に1100が登場、3タイプを設定

自動車 ニューモデル モーターショー
スクランブラー1100
スクランブラー1100 全 29 枚 拡大写真

「肩肘張らず気軽に乗れる」とドゥカティに新風をもたらした『スクランブラーシリーズ』に1100が登場する。ミラノモーターサイクルショー(EICMA)にて『スクランブラー1100』が発表されたのだ。

丸みを帯びた共通イメージの車体に最高出力86psを発揮する排気量1079ccの空冷L型2気筒エンジンを積み、ライディングモードで「アクティブ」「ジャーニー」「シティ」という3つを設定できるほか、ボッシュ製コーナリングABSやトラクションコントールといった電子制御も搭載される。

メーターもフルデジタル式で、各種情報、電子制御のインジケーターはもちろんギヤ段数を表示するなど最上級モデルに相応しいもの。ホイールサイズはフロント18インチ、リア17インチで、倒立フォークはマルゾッキ製、リアショックはKYB製だ。

エキゾーストパイプをクローム仕上げとし、上質なアルミ製フェンダーを備えるなど豪華装備を誇る「スクランブラー1100スペシャル」も選べるほか、サスペンションを前後オーリンズ製のフルアジャスタブル式とした「スクランブラー1100スポーツ」も設定され、スタンダードと合わせ計3タイプが用意される。

それぞれに専用シートが与えられ、ホイールもスペシャルではクロススポーク仕様とするなど差別化が図られている。日本には2018年7月導入予定。これで「スクランブラー」シリーズは400、800、1100という強力布陣となった。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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