ボルボやロータスが空飛ぶ車に?…吉利がテラフージア社を買収へ

自動車 ビジネス 企業動向
中国の浙江吉利控股集団が「空飛ぶ車」の開発を手がける米国のテラフージア社を買収することで最終合意
中国の浙江吉利控股集団が「空飛ぶ車」の開発を手がける米国のテラフージア社を買収することで最終合意 全 4 枚 拡大写真

中国の浙江吉利控股集団(吉利)は11月13日、「空飛ぶ車」の開発を手がける米国のテラフージア社を買収することで最終合意に達した、と発表した。

浙江吉利控股集団は、スウェーデンのボルボカーズの親会社として知られる。また2017年9月には、英国のスポーツカーメーカー、グループロータスを買収。拡大路線を継続している。

テラフージア社は2006年、マサチューセッツ工科大学(MIT)の卒業生5人によって設立。本社は、米国マサチューセッツ州に置く。2019年には、最初の空飛ぶ車を市販する計画。2023年には、世界初の垂直離着陸機の実用化を目指す。

買収後も、テラフージア社の本社は引き続き米国に置き、空飛ぶ車の開発などに注力する予定。浙江吉利控股集団は、自動車業界で蓄積された技術的ノウハウを活用して、テラフージア社を支援していく。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る