見通しの良い区間、横断の76歳はねられ死亡…ショートカット横断で間に合わず

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16日午後6時ごろ、秋田県大仙市内の県道で、徒歩で道路を横断していた高齢男性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察はクルマの運転者から事情を聞いている。

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現場は車道側にも届く街灯が設置されており、夜間でも見通しの良い区間。近くには横断歩道や信号機の設置された交差点もあった。

そうした交差点への遠回りを嫌い、ショートカットで横断しようとしても渡りきれず、結果として左方向(対向車線側)から走行してきた車両にはねられて命を落とす。高齢者が歩行中に巻き込まれる事故としては典型的なものだが、遠回りを嫌わず、安全に横断ができる交差点を選ぶだけで確実に減らせる事故でもあるのだ。

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秋田県警・大仙署によると、現場は大仙市大曲田町付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。76歳の男性は徒歩で道路を横断していたところ、左方向から交差進行してきた軽乗用車にはねられた。

男性は全身を強打。近くの病院へ収容されたが、約3時間後に死亡した。クルマを運転していた同市内に在住する26歳の女性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。・

現場は街灯も設置されており、夜間でも見通しの良い区間。事故が起きた夕方の時間帯は交通量も多かった。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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