伝統の市街地レース、マカオグランプリ…ホンダ NSX GT3がデビュー

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
第64回マカオグランプリ
第64回マカオグランプリ 全 34 枚 拡大写真

11月16日、第64回マカオグランプリが開幕した。同大会はマカオ市街地を利用した公道サーキットで開催されており、1954年から続く伝統のレースだ。

今年はF3ワールドカップやGTワールドカップ、モーターサイクルグランプリに加え、3年ぶりのマカオ開催となるWTCC世界ツーリングカー選手権も行われた。コースは一周6.2kmで、高速ストレートコースの海側セクションと、カーブが多くエスケープゾーンのないタイトな山側セクションからなる。

GTワールドカップでは、ホンダ『NSX GT3』がレースデビュー。同車はFIA-GT3規則に合致した全てのGTレースに参戦可能な専用車両で、3.5リットルV6ツインターボエンジンを搭載する。2018年シーズンに向けて今年7月末より受注開始していたが、レース参戦は今回が初だ。18日に開催された予選では、1周目にして発生した大規模クラッシュに巻き込まれ残念ながらリタイアとなったが、今後の活躍に期待したい。

会場は多くの観客で賑わい、街中を高速で駆け抜けるマシンの迫力は満点だ。コース脇の歩道を歩いていると、(目隠しはされているものの)すぐ横を走るマシンの音と空気を間近に感じることができる。驚いたのはレース終了後。ホームストレートをのぞくと、2時間も経たないうちに一般道へ早変わりし対面通行となっていた。これも、市街地レースならではの面白味だろう。

<協力:ホンダ>

《吉田 瑶子》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る