フォーミュラE初参戦に向けて小林可夢偉が語る…「魅力と楽しさを自分自身で実感し、みなさんに伝えたい」

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フォーミュラE 17/18開幕連戦(香港)に参戦する小林可夢偉。
フォーミュラE 17/18開幕連戦(香港)に参戦する小林可夢偉。 全 5 枚 拡大写真

22日、フォーミュラEの2017/2018シーズン開幕2連戦(12月2~3日、香港)に参戦する小林可夢偉が都内で会見に登壇。1年くらい前から参戦を考えていたことや、初参戦にあたっての意気込みなどを語った。

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F1日本GPでの3位表彰台獲得経験もある小林可夢偉(31歳)は、現在の日本を代表する国際的トップレーサー。近年はスーパーフォーミュラ(SF)、世界耐久選手権(WEC)を主戦場としている。今回、電動フォーミュラカーの世界最高峰シリーズ「FIAフォーミュラE選手権」に初めて参戦することとなった。

発足以来、今度の17/18シーズンが4季目となるフォーミュラEに対し、可夢偉は「去年(16年)の終わりくらいからチャンスを模索していました」と語る。「シリーズオーガナイザーの(アレハンドロ)アガグとは昔から親交があり、何年か前から『来てくれよ』なんてことも言われたりしていました」。フォーミュラEへの関心自体はもっと前からあったようだ。

そして1年くらい前から具体的な参戦機会を探るなか、「テストをするようなチャンスもあったんですけど、どうしても日程が合いませんでした」。SFとWECにフル参戦中の可夢偉、日程調整はやはり至難だった。だが、「(今年17年の)最後の最後に来て、チャンスが実現しました。チーム、そして協力してくれた人たちに感謝したいです」。

可夢偉が香港で乗るのは「MS & AD アンドレッティ フォーミュラE」というチーム。アンドレッティといえばINDYCAR参戦のアメリカンビッグチームとしての印象が強いが、フォーミュラE参戦陣営のベースは英国にあり、F1を含めて欧州でのレース経験が豊富な可夢偉にとっては旧知のスタッフも多いらしく、最初からやりやすい環境のようだ。心強い材料といえるだろう。

ただ、「残念ながら(本格的な)テストなしでの参戦になりますので、そこは厳しい状況です」。だが、可夢偉は持ち前のポジティブ思考で乗り切る構えだ。「これまでも僕は決して常に準備万端で(新カテゴリーに)臨めてきたわけではないので、『なんとかなるかな』と考えています」。彼の対応能力の高さは折り紙付き。どこでも最初から速い、それが小林可夢偉だ。

「自分の今までの経験を活かして、香港ではなるべくいい成績を残したいですし、自分自身がフォーミュラEの魅力と楽しさを実感しつつ(日本の)みなさんにそれを伝えられたら、と思います」

欧州メーカーが続々と関心を強めるなど(アンドレッティにはBMWが関与)、世界的に存在感を増しているフォーミュラEだが、日本とはちょっと縁遠い面もあったのが正直なところ。しかし、久々の日本人ドライバー参戦、それも可夢偉登場とくれば注目度も大きく上がるだろう。好成績と好アピール、どちらも期待したいところだ。

フォーミュラE 17/18シーズン第1&2戦は、香港市街地コースを舞台に12月2~3日に開催される。

《遠藤俊幸》

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