タカタなど5社、シートベルトやエアバッグの価格カルテルで制裁金…欧州委

自動車 ビジネス 企業動向
タカタのエアバッグ
タカタのエアバッグ 全 1 枚 拡大写真

欧州委員会は11月22日、タカタなど日本の自動車部品メーカーを含む5社に対して、価格カルテルの制裁金として3400万ユーロ(約45億円)を課すと発表した。

制裁金を課せられるのは、タカタ、東海理化、豊田合成、丸高の日本の4社に、スウェーデンのオートリブを加えた5社。5社は、自動車向けシートベルト、エアバッグ、ステアリングホイールなどの価格に関して、カルテルを結んでいたとされる。

欧州委員会の調査によって、判明した違法行為は4件。トヨタへのシートベルトの販売(2004~2010年)、トヨタへのエアバッグの販売(2006~2010年)、スズキへのシートベルトの販売(2008~2010年)、ホンダへのシートベルト、エアバッグ、ステアリングホイールの販売(2006~2010年)。

なお、5社のサプライヤーはすべて、カルテルへの関与を認め、この問題を解決することに同意している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  2. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  3. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに日本上陸!…新型車ベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る