デンソー、子会社のアスモを経営統合へ…電動化に対応してモーター事業を強化

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デンソーは連結子会社のアスモを2018年4月1日付けで経営統合することで基本合意したと発表した。

アスモは、デンソーとデンソーの北米完全子会社のデンソーインターナショナルアメリカが合わせて92.38%の株式を保有する連結子会社で、主に自動車用小型モーターシステム製品を開発・製造している。

急激な電動化や自動運転技術が進展する中、電動化や自動運転のシステムを構成する重要なコンポーネントである、モーターの性能と信頼性を向上させる必要がある。デンソーグループはこれまで、小型モーターはアスモ、高出力の大型モーターはデンソーがそれぞれ事業を展開してきた。今後の高精度、高付加価値のモーターの技術開発には、高いレベルの技術革新と機電一体製品を中心とした車両視点での製品開発が必要と判断、アスモ、デンソーそれぞれが培ってきたモーター技術の強みを融合するため、事業統合することを決定した。

デンソーでは、アスモとモーター事業を統合することで、デンソー各事業グループとの連携を強化、技術開発のスピードアップ・レベルアップを図り、電動化システム、自動運転システムの技術開発を強化する。

《レスポンス編集部》

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