小田急電鉄「竜宮城」を改良…片瀬江ノ島駅リニューアル 2020年5月完成

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リニューアル後の片瀬江ノ島駅のイメージ。「竜宮城」の雰囲気は今まで通り維持する。
リニューアル後の片瀬江ノ島駅のイメージ。「竜宮城」の雰囲気は今まで通り維持する。 全 1 枚 拡大写真

小田急電鉄は12月12日、片瀬江ノ島駅(神奈川県藤沢市)を改良すると発表した。2018年2月に着工し、2020年5月の完成を目指す。

片瀬江ノ島駅は小田急江ノ島線の終点駅。1929年に開業し、2年後の2019年には90周年を迎える。開業時に建設された駅舎が今も残っており、昔話「浦島太郎」などに登場する「竜宮城」をイメージしたデザインが特徴的だ。1999年には「関東の駅100選」に選定された。

改良工事では、竜宮城を模した現在の駅舎の雰囲気を踏襲。「竜宮造り」という寺社仏閣の技法を採用した「本格的な造り」とし、「遊び心と同時に品格を備えた姿」にするという。ホーム上のスレート屋根は、テント膜屋根と折板屋根に変更。「駅舎と連動した美しい屋根とし、屋根からの光を採り入れることでホームの快適性を向上」させる。

コンコースは今より約25%広くする。また、トイレは個室数を増やし、現在は1カ所の多目的トイレを男女トイレ内にそれぞれ設置する。女性用のパウダーコーナーも新たに設けるという。

《草町義和》

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