【新聞ウォッチ】新幹線「安全神話」の崩壊、「のぞみ」台車に亀裂---初の重大インシデント

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2017年12月13日付

●新幹線台車に亀裂、初の重大インシデント(読売・1面)

●ゆっくりですが‥完全自動運転EV(朝日・9面)

●車への水素補給、国内80拠点目標、トヨタなど新会社(朝日・9面)

●日産、カーシェア参入、新技術体感、顧客開拓狙う(毎日・6面)

●社説プリウス20年、培った経験に強み(東京・5面)

●今年の漢字は「北」(東京・28面)

●EV電池規格づくり、トヨタとパナソニック提携(日経・1面)

●中国EV世界で勝負、江准汽車、新ブランド、VWと投入、成長の柱に(日経・13面)

●中国カーシェアに出資、ホンダ、EVで運用目指す(日経・15面)

●米で電動自転車販売、ヤマハ発、3年メド黒字化(日経・17面)

●白タク「許しません」羽田で取り締まり(日経・43面)

ひとくちコメント

2017年の世相を1文字で表現する「今年の漢字」が「北」に決まったという。日本漢字能力検定協会が京都市東山区の清水寺で発表したものだが、2位以下をみると、2位が「政」、3位が「不」と続いている。

個人的には大企業の「不正」や品質などの「不良」が相次いで発覚したことで、3位の「不」をあげたいところだ。

そんなことできょうの紙面をみると、リニア中央新幹線工事の入札不正事件以外にも、読売などの各紙が1面(朝日と日経は社会面で掲載)で大きな見出しで報じているのが「のぞみ台車に亀裂」という恐ろしいニュース。

博多発東京行きの新幹線「のぞみ34号」が走行中に異常音や異臭があり、名古屋駅から運転を取りやめたというのである。車両を保有するJR西日本が、車輪やモーターがある台車に亀裂が見つかり、油漏れするトラブルがあったなどと発表したという。

国の運輸安全委員会は、最悪の場合は脱線する深刻な事故につなかりかねないため、「重大インシデント」に認定し、原因究明の調査を始めた。新幹線トラブルで重大インシデントと認定されるのは初めてだという。

日本列島の主要都市を結ぶ新幹線だが、速さや運行ダイヤの正確さだけではなく、世界に誇れるのはその「安全性」。しかし、今回のトラブルで国が脱線などの事故につながりかねないと判断した「重大インシデント」に認定したことからも、鉄道の技術面で安全神話が崩壊することでも痛手である。

《福田俊之》

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