トヨタ自動車は12月25日、デザインを大幅に変更し、さらに迫力を増した新型『ヴェルファイア』を発表。これに合わせ、6名のクリエイターとのコラボレーションにより「フォトジェニック過ぎる」新型ヴェルファイアを圧倒的グラフィックとともに紹介する『GIGA PRESENTATION』を同日公開した。
新型ヴェルファイアのキャッチコピーは「VELLFIRE or NOT 圧倒するか、圧倒されるか。」。フロントマスクを中心に、圧倒的な存在感を放つデザインへと変貌した新型ヴェルファイアの魅力を、6名のコラボレーションクリエイター達が写真で表現しようというのが『GIGA PRESENTATION』のねらいだ。
『GIGA PRESENTATION』のコラボレーションクリエイターには、光を用いた印象的な表現を得意とするフォトグラファーの「皆川 聡さん」、デジタル・フィルム・モバイルなどをその時の場面や場所によって使い分け、それぞれの持ち味を写真を通じて発信している台湾生まれのインスタグラマー「sugarさん」、そして日常の風景を独自の視点で覗き見るストリート写真を中心に発信し、注目を集めているインスタグラマー「446iさん」など、独自の作風を持った6名を迎え、78作品を一挙に公開する。
皆川 聡さんは、迫力ある新型ヴェルファイアのディティールを光と影で表現。複雑な面とエッジが、彫刻のように闇に浮かび上がるグラフィックを作り上げた。皆川さんは今回の撮影について「スタジオでの撮影で車が黒色という事もあり、大掛かりな照明を組んで車全体がしっかりと見える事に時間を掛けるよりも、ヴェルファイアの持つデザイン性や、イメージとしての強さやポテンシャルを魅力的に見せられるような撮影に集中しました。わざと暗い箇所を多く作り、見せたい箇所だけに目が行くような見せ方です。」とふり返る。
sugerさんは、あえて新型ヴェルファイアとカメラの間に1つ物を挟んで「物語性を創る」ことを意識したという。「周りの風景に意味を感じてもらうことで、クルマ自体の魅力がぐっと深みを増します。クルマであれば、キーなどアイテムにフォーカスをあてて、あえて車体をピンボケさせることで写真自体に奥行きが増すとともに、ストーリーが生まれます。」とそのねらいを語っている。
446iさんは、「被写体の情報量をあえて削ぎ落とす」ことで新型ヴェルファイアのカッコ良さを表現した。ディティールにフォーカスするだけでなく、色を落としたり、周囲に光を置いてみたり、スマートフォンごしの姿を見せたりすることで、あえて視点をクルマからずらし想像力をかき立てるのだという。
この他にも被写体と光を組み合わせた写真を得意とする「hikariさん」、独特のセンスで捉えたフィルムポートレートが人気を集めている現役女子大生「misuzuさん」、フィルムカメラの価値を同世代に拡げていきたいという想いからインスタグラマーとなった「jyota tomonoriさん」らが、新型ヴェルファイアを被写体に独自の世界観を表現している。
新型ヴェルファイアは、ヘッドランプ、フロントグリル、フロントバンパー、バックドアガーニッシュ、リヤコンビネーションランプといったエクステリアデザインの大幅変更が目玉だが、トヨタ初の予防安全パッケージ「次世代型 Toyota Safety Sense」を全車に標準装備するなど、機能面でも進化した点にも注目したい。
単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により、自転車や夜間の歩行者も検知可能になった「プリクラッシュセーフティ※」、レーダークルーズコントロール作動時に車線維持に必要な運転操作の支援を行う「レーントレーシングアシスト※」に加え、後退時の死角を検知し注意を喚起してくれるリヤクロストラフィックアラート※や車線変更時の後方確認をアシストしてくれるブラインドスポットモニター※を新設定するなど安全運転支援機能を強化。走行性能では、V6・3.5リットルエンジン&ダイレクトシフト8ATを採用し、よりダイレクトな走りの実現と高い燃費性能を確保した。
新型ヴェルファイアは、全国のネッツ店を通じて2018年1月8日に発売となる。
6名のクリエイター達による『GIGA PRESENTATION』78作品は、ヴェルファイア公式サイト内特設コーナーで見ることができる。圧倒的なクオリティで表現された新型ヴェルファイアの姿に、発売までの期待が膨らむこと必至だ。
※作動には一定の条件があります。詳しくはホームページでご確認ください。
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