ケンウッドがCES2018で、三菱「エクリプスクロス」を展示…北米で主流のスマホ連携AV機器も

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三菱エクリプスクロスがCES2018のケンウッド・ブース内で展示された。ディスプレイオーディオのデモを体験
三菱エクリプスクロスがCES2018のケンウッド・ブース内で展示された。ディスプレイオーディオのデモを体験 全 7 枚 拡大写真

ケンウッドは「CES2018」で、高精細・広視野角液晶パネル搭載AVマルチメディアレシーバーのハイエンドモデルやハイレゾ対応カーAV新商品の他、OEM純正ビジネスへの取り組みについて紹介した。

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そのブース内で目を引いたのは、ケンウッドがOEM純正ビジネスへの取り組みとして手掛ける三菱自動車の新型SUV『エクリプスクロス』だ。さり気なく展示してあったため気付かぬ人も多かったようだが、専用設計としたApple CarPlayやAndroid Autoに対応のディスプレイオーディオをケンウッドが担当したことからこの展示となったのだという。

このディスプレイオーディオは、北米だけでなくグローバルでの展開になるそうで、日本で発売されるエクリプスクロスも同仕様になる予定だという(ケンウッドOEM担当者談)。注目は手元で操作がしやすいタッチパッド式コントローラーで、画面上に手を伸ばさなくても手元で操作できるのが特徴。Apple CarPlayやAndroid Auto接続時にも操作できるのはもちろんだ。また、取材時はGoogle Homeへの対応も披露してくれた。

その他、ケンウッドの市販カーAVのラインナップでは、HD(1280×720)解像度対応の高精細・広視野角液晶パネルを搭載し、スマートフォンとの連携を強化した、ハイエンドAVマルチメディアレシーバーの新商品を展示。Apple CarPlayやワイヤレス接続のAndroid Auto対応。ハイレゾ音源対応強化としては、「DSD(ダイレクト・ストリーム・デジタル)」ファイルの再生に対応した。

同時に量販モデルとなるJVCブランドでは、Apple CarPlay、Android Auto対応のメカレスレシーバーに加え、Android Autoのワイヤレス接続に対応したWi-Fi搭載レシーバーを出展。さらにスマートフォンとの連携を強化し、6.8型液晶パネルを搭載したAVレシーバーラインアップを出展した。

また、ビクターブランド復活の狼煙を上げた記念の頭外定位音場処理技術「EXOFIELD(エクソフィールド)」を参考出品。個人の耳や顔の形状、使用する再生スピーカー、リスニングルームなどの音響特性を測定し、各ユーザーに最適な信号処理を行うことで、 本来ならヘッドホンでは不可能な前方定位を実現する。別会場(ベネチアンタワー)では、予約制の体験デモを実施していた。

《会田肇》

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