ことでんの「IruCa」エリアで、他社ICカード利用可に…ただし「片乗入れ」 3月3日から

鉄道 企業動向
初日の3月3日は、10時から琴平線瓦町駅の2階コンコースでセレモニーを開催。先着200人に記念品の配布を行なう。
初日の3月3日は、10時から琴平線瓦町駅の2階コンコースでセレモニーを開催。先着200人に記念品の配布を行なう。 全 1 枚 拡大写真

高松琴平電気鉄道(ことでん)は1月22日、「IruCa」(イルカ)以外の交通系ICカード乗車券が3月3日からIruCaエリアで使用可能になることを明らかにした。

ことでんでは、2005年2月に四国で初めてICカード乗車券「IruCa」を導入しているが、これまでIruCaエリアでは他社のICカード乗車券を利用できなかった。ことでんでは、他社のICカード乗車券に対応する改札機の改修工事を現在進めており、簡易型の青い入場機と黄色い出場機が順次設置されている。

3月3日からは、「Kitaca」「PASMO」「Suica」「manaca」「TOICA」「PiTaPa」「ICOCA」「はやかけん」「nimoca」「SUGOCA」の各カード(特定割引が設定されているカードなどを除く)が、鉄道線の52駅で使用可能になるが、相互利用ではないため、「IruCa」のカードでは他社のエリアを利用できない「片乗入れ」となる。

これに伴ない、琴平線の高松築港・片原町・瓦町・栗林(りつりん)公園・太田・仏生山(ぶっしょうざん)・一宮・滝宮・琴電琴平の各駅、長尾線の高田・長尾の各駅、志度線の瓦町(志度線口)・今橋・八栗(やくり)・琴電志度の各駅には、他社のカードにチャージできる取扱い窓口が設けられる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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