モーガンが子ども向け3輪EV、「ジュニア」発表

エコカー EV
モーガンEV3ジュニア
モーガンEV3ジュニア 全 6 枚 拡大写真

英国のモーガン・モーター・カンパニー(以下、モーガン社)は、モーガン『EV3ジュニア』を発表した。

モーガン社は1908年、ハリーHFSモーガン氏によって英国ウスター州に設立。1910年のオリンピアモーターショーで前輪が2、後輪が1の『3ホイーラー』を発表し、自動車メーカーとして名乗りを上げた。

モーガンは2018年内に、この3ホイーラーのEV版として、『EV3』を発売する計画。モーターは最大出力57hpを発生し、後輪を駆動。アルミスペースフレーム構造により、車両重量は500kgに抑えられ、0~100km/h加速9秒、最高速145km/hの性能を発揮する。バッテリーは、蓄電容量21kWhのリチウムイオン。1回の充電での航続は、最大193km。

今回、発売されたEV3ジュニアは、子ども向けのEV3。EV3のデザインはほぼそのままに、車体をコンパクト化。子ども向けとはいえ、フロントには本家と同じプッシュロッド方式のサスペンションが再現され、シートはタンおよびブラックのレザーと本格的。安全のため、最高速は16km/hに抑えられる。バッテリーの充電時間は、およそ4時間。1回の充電での航続は、最大16km。

EV3ジュニアの英国ベース価格は、6662ポンド(約104万円)。1年間の保証を付けて、6歳以上を対象に販売される。

《森脇稔》

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