燃費測定での不正行為発覚で型式指定取り消しへ…保安基準に燃費に関する規定を追加

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国土交通省は、自動車メーカーが型式指定における燃費測定に関する不正行為を防止するため、道路運送車両の保安基準に燃費に関する基準を定める規定を追加した。燃費の表示で不正が発覚した場合、型式指定を取り消す。1月31日に公布・施行した。

2016年に三菱自動車とスズキで燃費測定に関する不正が発覚したものの、保安基準に燃費に関する規定がなかったことから型式指定を取り消すことができなかった。

今回、型式指定に係る不正行為を抑止し、燃費の真正性を確保するための措置として、燃費に関する基準を定める規定を保安基準に追加するなど、制度を改正した。これにより、自動車メーカーなどで燃費測定に関して不正行為が発覚した際、保安基準違反となり、型式指定を取り消すことが可能となる。これによって燃費に関する不正行為が抑止され、自動車メーカーが表示する燃費に対する信頼性が向上するとしている。

《レスポンス編集部》

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