中国吉利、ダイムラーの筆頭株主に…全株式の9.69%を取得

自動車 ビジネス 企業動向
ドイツのダイムラー本社ビル
ドイツのダイムラー本社ビル 全 2 枚 拡大写真

メルセデスベンツを擁するダイムラーは2月24日、中国の自動車大手、浙江吉利控股集団がダイムラーの全株式の9.69%を取得し、筆頭株主になったと発表した。

ダイムラーの全株式の9.69%を取得したのは、浙江吉利控股集団を率いる李書福会長。ダイムラーによると、李書福会長が、ダイムラーの長期的な投資家になるという。

浙江吉利控股集団は、スウェーデンのボルボカーズの親会社として知られる。2017年には英国のスポーツカーメーカー、ロータスカーズも傘下に収めるなど、拡大路線を歩んでいる。

なお、ダイムラーは中国において、北京汽車(BAIC)と合弁会社、北京ベンツを設立し、メルセデスベンツ車を現地生産。ダイムラーは、北京汽車が中国での強力なパートナーであることに変わりはない、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  5. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る