リカちゃんラッピングバス出発進行---アナウンスもリカちゃん

自動車 ビジネス 国内マーケット
リカちゃんラッピングバス“リカの好きなまちかつしか”
リカちゃんラッピングバス“リカの好きなまちかつしか” 全 12 枚 拡大写真

東京の葛飾区で17日、リカちゃんラッピングバス“リカの好きなまちかつしか”が路線バスで運行を開始、同日、葛飾区役所前のバスロータリーで運行開始記念式典が開催された。『リカちゃん』は2017年に誕生50周年を迎えたタカラトミーの着せ替え人形。

バスは京成バスが運行し、葛飾区を南北に走る亀有駅~新小岩駅の新小53系統に投入される。リカちゃんがもつ「かわいい」「華やか」「おしゃれ」なイメージを生かしたデザインを意図したという。ピンク基調と紫基調の2種類のデザインで1台ずつが用意された。

また、リカちゃんは、バス車内で流れるアナウンスの一部を行なっている。京成バスの齋藤隆代表取締役社長は「ラッピングだけではなく、もっとリカちゃんバスらしくしたいと思った。運転手にリカちゃんのコスプレをさせるアイデアも出たが、さすがにはじけすぎなので、車内放送の一部にリカちゃんの声を使うことにした」という。リカちゃん本人によるとバスの車内アナウンスは初めてだそうだ。

新小53系統は葛飾区を南北に走る全長約8.6kmで、タカラトミー本社や区役所の近くも通り、平日朝昼は区役所前まで乗り入れる。毎時4本運行し、平日の朝夕は亀有駅~葛飾区役所間で若干本数が増える。新小53系統では8台のバスが運用されているそうなので、台数ベースの確率では1時間待てばリカちゃんラッピングバスに乗れる。

葛飾区と同区に本社を置くタカラトミーは2017年7月に連携・協力を進めるための協定を締結、「リカちゃん出生届」などいつくつかの事業を進めており、リカちゃんラッピングバスもその事業の一つ。葛飾区の青木克徳区長「地域が元気になるように、故郷であるものづくりの街、葛飾をアピールしたい」という。

なお、葛飾区内ですでに運行を開始しているキャラクターデザインのラッピングバスは、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」、「キャプテン翼」、「モンチッチ」がある。

さらにタカラトミーのグループ会社、トミーテックでは、リカちゃんラッピングバスを「THE バスコレクション」から全長6.5cmのミニカーとして商品化、7月に発売予定だ。予価1600円(税抜き)。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  3. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  4. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  5. 東京外環道、千葉県内の4つのインターチェンジがETC専用に…9月2日から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る