6モーターで1305psの電動スーパーカー、テックルールズ「Ren RS」…ジュネーブモーターショー2018

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テックルールズ Ren RSの市販モデル(ジュネーブモーターショー2018)
テックルールズ Ren RSの市販モデル(ジュネーブモーターショー2018) 全 6 枚 拡大写真

中国のテックルールズ社は、ジュネーブモーターショー2018において、新型電動スーパーカーの『Ren RS』の市販モデルを発表した。

画像:テックルールズ Ren RS(ジュネーブモーターショー2018)

テックルールズ社は、中国の北京に本社を置く自動車の研究開発を手がける新興企業。1年前のジュネーブモーターショー2017で、『Ren』を発表した。ジュネーブモーターショー2018で発表されたRen RSは、コンセプトカーのRenの市販モデルとなる。

Ren RSのデザイナーには、ファブリッツィオ・ジウジアーロ氏とジョルジェット・ジウジアーロ氏を起用。航空宇宙に影響されたデザインが特徴で、戦闘機を思わせるキャノピーは、ドアと一体で後方に大きく開く。

パワートレーンには、テックルールズ社が開発したTREV(タービン・リチャージング・エレクトリック・ビークル)システムを搭載。TREVは、タービンによって発電機を動かし、その電力でモーターを動かすシステムとなる。

モーターはフロントに2個、リアに4個の合計6個で、最大出力は1305ps、最大トルク787.4kgmを発生。バッテリーはリチウムイオンポリマーで、蓄電容量は28.4kWh。発電にはタンク容量80リットルのディーゼル燃料を使用し、最大1170kmが走行可能。0~100km/h加速は3秒、最高速は330km/hと公表されている。

《森脇稔》

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