約4割が電動アシスト自転車で危なかった経験 自転車の意識調査

自動車 ニューモデル モビリティ
約4割が電動アシスト自転車で危なかった経験があると回答…自転車の意識調査
約4割が電動アシスト自転車で危なかった経験があると回答…自転車の意識調査 全 15 枚 拡大写真

KDDIは、「自転車の安全・安心利用に関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。調査対象は、日常的に自転車に乗る人、電動自転車に乗る人1,000名。

【画像全15枚】

「自転車事故を起こした経験」を尋ねたところ、「ある」と回答したのは7.6%だった。「単独で事故を起した経験」は12.9%。対自動車は「出会い頭(右折時)」42.1%、自転車同士は「出会い頭(左折時)」40.0%、対歩行者は「出会い頭(左折時)」29.1%、単独は「進行中の追突」24.8%が多かった。

事故に遭った経験を見ると、「単独で事故に遭った」が11.9%だった。続いて、「自動車と事故に遭った経験」11.7%、「自転車同士で事故に遭った経験」8.9%。

「電動アシスト自転車の購入基準」は、64.8%を占めた「価格」が最も多かった。次いで「安全性」58.8%、「長距離移動や坂道の負担軽減」43.4%。

「実際に購入して良かったと思った点」は、「長距離移動や坂道の負担軽減」39.9%、「安全性」30.2%、「自転車に比較して足腰への負担軽減」24.2%。購入基準で高かった「価格」よりも「安全性」が高い結果となった。

「電動アシスト自転車で危ない経験をしたことがあるか」という設問に対しては、35.9%が「ある」と回答。「通勤利用」は47.1%、「通学利用」では59.1%が「ある」と回答している。

次に、電動アシスト自転車で危ない経験があると回答した人を対象に、「どのようなことで危ないと思ったか」を尋ねた。その結果、「ペダルを踏んだ時の急発進」49.9%が最も多かった。続いて、「重さによる転倒」40.4%、「乗降のよろめき」32.6%。

「電動アシスト自転車運転中のマナー違反」については、「マナー違反をしたことはない」37.1%がトップだった。続いて、「歩道を走る」30.7%、「雨の日の傘さし運転」23.3%。通勤利用では「雨の日の傘差し運転」36.4%、通学利用では「イヤホン」45.5%が最も多かった。

「スマートフォンを使用しながら自転車を運転し、女子大生が書類送検されたケースについて知っているか」を尋ねた設問では、73.9%が「知っている」と回答。自転車保険については「知っている」84.5%と認知度が高く、「加入している」が56.0%を占めた。加入理由は「加害者になるケースを想定して」55.6%が最も多かった。

約4割が電動アシスト自転車で危なかった経験があると回答…自転車の意識調査

《美坂柚木@CycleStyle》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
  3. 【メルセデスベンツ GLCクーペ 新型試乗】最も売れたベンツ、その走りは「気持ちに訴えかける味わい」だった…島崎七生人
  4. 日産『アリア』改良新型を世界初公開へ、Vモーショングリルのない新デザインに…ジャパンモビリティショー2025
  5. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る