バスタ新宿で、高速バスロケシステムの実証実験---ETC2.0を活用

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バスタ新宿
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国土交通省は、バスタ新宿で高速バスの運行情報のリアルタイム提供に向けてETC2.0を共通プラットフォームとする高速バスロケシステムの実証実験を3月28日から開始する。

現在、高速バスは、バスロケーションシステムの導入がほとんど進んでいないため、利用者から情報提供に関する不満やバス事業者で運行管理が非効率な原因となっている。

国土交通省では、車両の位置や速度などのデータの捕捉が可能なETC2.0の機能を活用して、利用者にリアルタイムで情報提供する各バス事業者共通のプラットフォームである「ETC2.0高速バスロケーションシステム」を、地域道路経済戦略研究会関東地方研究会と共同開発した。

まず「バスタ新宿」で、京王電鉄バス、富士急行、山梨交通、茨城交通など、バス会社12社の協力を得て、富士五湖線、甲府線、松本線、袖ヶ浦・木更津線、常陸大宮・常陸太田線の5路線で実証実験を開始する。「バスタ新宿」の待合スペース(3F、4F)に設置する大型ディスプレイとスマートフォン用(アンドロイド)アプリで、高速バスの車両位置やダイヤからの遅延時間、到着バースなどを提供する。

また、実証実験に参加する会社・路線を順次拡充し、バスタ新宿での利便性向上を図るとともに、他のターミナルへの展開も検討する。

《レスポンス編集部》

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