日産自動車がパキスタンでの生産を再開へ、10年ぶり…2020年にダットサンを投入

自動車 ビジネス 企業動向
ダットサン・クロス
ダットサン・クロス 全 7 枚 拡大写真

日産自動車は3月28日、パキスタンでの自動車生産を再開すると発表した。ダットサンブランド車を現地生産し、2020年の初頭に販売を開始する。

日産は、ガンダーラ日産との間で、ダットサンモデルの現地生産のための生産およびライセンス契約を締結。これにより、パキスタン市場への参入が可能になった。

日産は2010年、『サニー』の現地生産を終了し、パキスタンでの生産事業から撤退。日産にとって、パキスタンでの自動車生産の再開は、およそ10年ぶりとなる。

ガンダーラ日産は、最初の4年間で45億パキスタンルピー(約4100万ドル)を投資する予定。ダットサンモデルの現地生産を計画する。生産再開に伴い、現地で1800名以上の雇用が創出される見通し。

なお、今回のプロジェクトは、パキスタン政府の自動車開発政策における「ブラウンフィールド開発奨励策」の対象に。この政策では、稼働していない工場を活用し生産を開始することを奨励している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  3. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 【エンジン音あり】話題の新型ホンダ『CB1000F/SE』の“図太”直4サウンドを鈴鹿で堪能! ライポジ&足つきを最速チェック
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る