今秋、ゆりかもめに新型車両---前方の眺望を向上させた7500系

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2014年1月に登場した7300系以来となる、ゆりかもめの新型車・7500系のイメージ。
2014年1月に登場した7300系以来となる、ゆりかもめの新型車・7500系のイメージ。 全 1 枚 拡大写真

東京都の新橋駅(港区)と豊洲駅(江東区)を結ぶ、東京臨海新交通臨海線を運営するゆりかもめは3月29日、新型車両7500系を今秋から2020年6月にかけて計8編成導入することを明らかにした。今秋は1編成が登場する予定。

7500系は1999年2月に導入された7200系に代わる車両。7300系のオールロングシート、バリアフリー設備、クーラー構造などを踏襲した上で、すべてのドア上部に2画面の案内表示器を設置。車内空調の改善を図るため、送風機を1両あたり2台設置する。

また、足が不自由な乗客が立ち上がりやすいよう、ドア付近の握り棒形状を変更し、吊手も増設。車椅子スペースは位置を床面に表示し、手すりを2段化して使い勝手を向上させる。

このほか、前面窓の映り込みを軽減させることで、前方の眺望を向上。自動運転と手動運転を外部から識別可能にするため、自動運転灯を設置する。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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