JR東海、降雨時の運転規制にレーダー雨量を併用 2020年6月に在来線全線で開始へ

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JR東海の雨量レーダーを用いた雨量情報モニター。新たな運転規制に伴なうシステム改良には、およそ4億4000万円が投入される。
JR東海の雨量レーダーを用いた雨量情報モニター。新たな運転規制に伴なうシステム改良には、およそ4億4000万円が投入される。 全 1 枚 拡大写真

JR東海は4月5日、在来線全線にレーダー雨量を活用した運転規制を、2020年6月にも開始すると発表した。

現在、降雨時の運転規制は、駅などに設置された雨量計で計測された規制値が基準となっているが、より一層の安全確保を図るため、気象庁や国土交通省のレーダーによる雨量情報を併用して運転規制が行なわれることになった。すでに2007年7月からは、山間部の線区などで試験的に実施されており、その効果が確認されている。

レーダーによる雨量計測は、空中へ発射される電波により雨の強さを把握するもので、1km四方程度の範囲を面的に捉えることができるという。

レーダー雨量を併用することにより、駅などの雨量計だけでは把握が難しかった、狭い範囲での局地的集中豪雨を細かく捉えることができるため、運転規制をタイムリーに実施することが可能になるとしている。

現在、試験的に行なっているレーダー雨量による運転規制では、規制値に達した場合、施設指令員と輸送指令員が確認して規制の手続きを行なっているが、JR東海は、駅などの雨量計と同様、規制値に達したことを自動的に指令員へ通知できるようシステムを改良するとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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