パワーアンプ内蔵型DSPの電源強化[カーオーディオ 取り付け]

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パワーアンプ内蔵DSP(グラウンドゼロ・GZDSP 4.80AMP)。
パワーアンプ内蔵DSP(グラウンドゼロ・GZDSP 4.80AMP)。 全 1 枚 拡大写真

カーオーディオユニットの取り付け作業には、さまざまな注意点が存在する。それらを1つ1つ紹介しながら、カーオーディオの奥深さまでも探っていこうと試みている当コーナー。先週からは、「DSP」の取り付けについての掘り下げをスタートさせた。

今回は、「パワーアンプ内蔵型DSP」の取り付けにおける“電源強化”について考えていく。

その名のとおり、「パワーアンプ内蔵型DSP」はパワーアンプと一体化しているユニットだ。であるので、外部パワーアンプやパワードサブウーファー等と同様に、それなりの“電源強化”が必要となる。「DSP」部分についてはそれほど強力な電源が必要なわけではないが、「パワーアンプ」には電源をしっかり確保したい。信号を増幅する装置が良い仕事をできるか否かは電源にかかっている、と言っても過言ではないのだ。

具体的には何をするといいのだろうか…。まず取り組むべきは、“バッ直”だ。当コーナーをお読みいただいている方にはすっかりお馴染みになっているはずだと思うのだが、「メインバッテリーから直接プラス電源を引き込む」という例の配線方法を、「パワーアンプ内蔵型DSP」の取り付けにおいても行うべきだ。

前回説明したように、「パワーアンプ内蔵DSP」には、外部パワーアンプ並に出力が大きいものと、メインユニット程度の出力しか確保されていないものの2タイプが存在している。まず、前者においては“バッ直”はマストだと思ったほうがいいだろう。メインユニットの裏側から引き込むというような方法では、安定的な電力の確保は難しい。そして、後者であっても、できるならば“バッ直”を行いたいところだ。やらなくても大きな問題は発生しないが、“バッ直”したほうが電源確保が確実に行えることは確かだ。

そして、そこにもうひと手間加えると、より安心感が増す。おすすめの“もうひと手間”とは、ズバリ、“キャパシター”の追加だ。“キャパシター”とは、電気を溜めておけるユニットで、オーディオユニットが瞬間的に多くの電力を必要としたときに直ちにそれを補える、というものである。音楽を再生していると、例えばバスドラムが打ち鳴らされる瞬間などには、一時的な電力不足が発生しがちだ(特に大きな音量で聴いているとき)。バスドラムは、ビートを刻むために一定のパターンで常に鳴らされている楽器である。つまり、瞬間的な電力不足は、恒常的に発生し得る。なので“キャパシター”は、なかなかに音に効いてくれるのだ。

今週はここまでとさせていただく。次回も「DSP」の取り付けに関するあれこれを紐解いていく。お楽しみに。

【カーオーディオ “取り付け”至上主義!】第8章 DSP編 その2「パワーアンプ内蔵型DSP」の電源強化について

《太田祥三》

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