VWブースで見つけた注目車載ペットアクセサリー…インターペット2018

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VWのペットグッズ「新ペットセーフティ」(参考出品)
VWのペットグッズ「新ペットセーフティ」(参考出品) 全 13 枚 拡大写真

高速道路のサービスエリアでペット連れのドライバー、愛犬家を見かける機会も多くなっている。公共交通機関になんとか乗れる小型犬は別にして、中大型犬連れのドライブ旅行になると、クルマでの移動は不可欠。大手旅行会社の調査によれば、大型犬連れの旅行のほぼ100%がクルマ利用なのである。

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しかし、愛犬をクルマに乗せた際の車内の汚れ、抜け毛の散乱、においの付着、安全な乗車方法を気にしているユーザー、愛犬家が多いのも事実。市場には数多くの車内用ペットシートマットやキャリーが存在するが、それらを愛用、テストしてきたモータージャーナリストにしてドッグライフプロデューサーでもある筆者の長年の経験では、そのほとんどが100%満足できるものではなかった。後席に敷くペットシートマットは抜け毛の散乱こそ防いでくれても、汚れが付着しやすく、染みついた動物臭は洗濯しても落ちにくかったのだ。

そんなドライブ好きの愛犬家の悩みを解消してくれそうなアイテムが、インターペット2018のフォルクスワーゲンブースに参考出品されていた。

まずは「新フラットベッド」。前型の「フラットベッド」の進化改良版となるまったく新しいバスタブ状のペット用車載専用ベッドである。前後ヘッドレストに固定して装着するものだが、進化部分はまず素材の変更。犬の抜け毛、においが付着しにくい高級感ある黒の合成皮革を使用し、鮮やかなオレンジのアクセントを縁やジッパー、ヘッドレスト固定用ロープなどに採用した。汚れてもぬれタオルなどでサッとふくだけでよく、抜け毛もからまず清掃性は抜群だ。

後席への装着性も向上。太いロープ状のものをヘッドレストに引っかけ、ローブを絞るだけ。装着は数分で済む。

また、フラットベッドという名前の由来でもある底部は折り畳めるフラットなボードが内蔵されているが、そのクッション性をアップ。愛犬がまるでベッドに寝ているような感覚でくつろぐことができる。乗車側となる(舗道側)の左側側面は、乗降時にサイドシル部分を覆えるような長さに設定。たらすことで乗降時のサイドシル部分への犬の爪によるキズ付きを防ぐ配慮がなされているのもポイントだ。

さらに「新フラットベッド」前部には大きなメッシュ窓を新設定。前席の飼い主と後席の「新フラットベッド」に乗った愛犬がアイコンタクトしやすく、お互い安心してドライブを楽しめるのはもちろん、エアコンの風通し性も考慮した。従来品に対してメッシュ部分を下方向にも拡大しているため、センターコンソール後端のエアコン吹き出し口からの風が届きやすくなっているにも大きな特徴だ。

もうひとつは「新ペットセーフティ」と呼ばれる車内用ペットキャリー。こちらも黒のメッシュ素材に鮮やかなオレンジ色のトリムを配したもので、本体左右のベルトを前後ヘッドレストに固定することで愛犬を安全に乗せることができるアイテムだ。

従来市場にある多くの車内用キャリーは、本体に装着されたベルトがボストンバッグのように縦横の横面のみにあるため、前後ヘッドレストに固定して後席に置くには、そのほとんどが横方向にしか取り付けられなかった。サイズにもよるが、それでは後席の多くのスペースを占領してしまう。例えばやんちゃな小型犬を車内用キャリーに、おとなしい大型犬をその横に…という乗車方法はほぼ不可能。飼い主がとなりに乗るにも狭く窮屈だ。

そんな悩みを解決してくれたのが「新ペットセーフティ」で、ベルトの工夫によって縦・横両方向の装着が可能に。後席はもちろん、ラゲッジルームにも置きやすくなっている。さらに縦方向両側にある乗降用開口部に加え、上部にジッパー付きの小窓を新設定。ドライブ中、飼い主が自然な動作で愛犬をなでてあげることができるようになり、より安心してドライブを楽しめるように配慮されている。

インターペット2018のフォルクスワーゲンブースで参考出品されていたこれらの新しいペットアクセサリーは、まずは「新フラットベッド」から順次発売予定。「新ペットセーフティ」はもう少しコンパクトなサイズ(小中型犬用)になるようだ。フォルクスワーゲン以外のクルマにももちろん対応(フォルクスワーゲン車では『ポロ』から『トゥアレグ』までの後席『トゥーラン』『シャラン』の2列目席に対応)するが、フォルクスワーゲンの純正ペットアクセサリーのこれからの展開に期待したい。
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《青山尚暉》

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