日野 セレガ など、駐車中に動き出すおそれ 7713台をリコール

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日野セレガ
日野セレガ 全 4 枚 拡大写真

日野自動車といすゞ自動車は4月19日、日野『セレガ』など4車種について、駐車ブレーキなど3か所に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、日野『セレガ』『メルファ』、いすゞ『ガーラ』『ガーラミオ』の4車種で2014年2月19日から2018年3月6日に製造された7713台。不具合箇所は駐車ブレーキレバー用コンソール、吸気パイプ、VSC(横滑り防止装置)オフスイッチの3か所。

駐車ブレーキレバー用コンソールについては、大型バスで固定方法が不適切なため、当該コンソールと運転席仕切りの間に物をはさむとコンソールがずれて、駐車ブレーキレバーと干渉することがある。そのため、駐車ブレーキレバーを引き上げるとロック位置の手前で保持され、最悪の場合、エンジンの振動等によりレバーが解除され車両が動き出すおそれがある。

改善措置として、全車両、駐車ブレーキレバー用コンソールと駐車ブレーキレバー固定金具を対策品に交換する。なお、部品の準備に時間を要するため、交換するまでの間、駐車ブレーキレバー用コンソールと運転席仕切りの間に物をはさまない旨、注意喚起する。不具合は1件発生、事故は起きていない。他社からの情報により届け出た。

吸気パイプについては、大・中型バスにて、栓プラグの取付け構造が不適切なため、高負荷走行時の内圧によりプラグが抜け、走行中にエンジン出力が低下するとともに栓プラグが路上に脱落するおそれがある。

改善措置として、全車両、吸気パイプ一式を対策品に交換する。不具合は1件発生、事故は起きていない。市場からの情報により届け出た。

VSCオフスイッチについては、大型バスにて、識別表示が不適切なため、協定規則第121号に適合しないことが判明。改善措置として、全車両、VSCオフスイッチを正規品に交換する。不具合および事故は起きていない。仕入先からの情報により届け出た。
ホンダは4月20日、今夏発表を予定している新型軽キャブバン『N-VAN(エヌ バン)』に関する情報をホームページで先行公開し…

《纐纈敏也@DAYS》

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