PSA、次世代パワートレイン開発でデジタル化を加速…電動車への導入も視野に

自動車 ビジネス 企業動向
PSAグループとフランスの「エコール・サントラル」が提携を発表
PSAグループとフランスの「エコール・サントラル」が提携を発表 全 1 枚 拡大写真

PSAグループは5月17日、フランスの「エコール・サントラル」と提携し、次世代パワートレイン開発におけるデジタル化を加速させると発表した。

エコール・セントラルは、フランスの国立の高等教育機関。工学および技術系のエリートを養成しており、フランスでの理工学・技術系における教育機関の最高峰として認知されている。

今回の提携では、総額400万ユーロの次世代パワートレインの研究開発プログラムを立ち上げる。このプログラムでは、パワートレインの設計にデジタルシミュレーション技術の導入を拡大。低排出ガス車の市場投入を、より早めることを目指す。

デジタルシミュレーションは、物理的なテストやプロトタイプの必要性を減らし、開発コストを削減。これにより、エンジン設計にかかる時間を短縮していく。

PSAグループによると、将来的には、実際のテストやプロトタイプなしで、仮想テストだけによる新エンジンの開発は可能という。なお、このプロジェクトは、ハイブリッド車やEVなどの電動車の開発にも導入される可能性がある、としている。
ブリヂストンは、同社が技術支援するパラアスリートの一人である、パラトライアスロンの秦由加子選手がラン…

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  3. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る