【JNCC 第4戦】舞台は山岳フィールドへ、渡辺の執念届かず王者小池田4連勝

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【JNCC 第4戦】舞台は山岳フィールドへ、渡辺の執念届かず王者小池田4連勝
【JNCC 第4戦】舞台は山岳フィールドへ、渡辺の執念届かず王者小池田4連勝 全 5 枚 拡大写真

日本最大級のクロスカントリーレースJNCCも、今季の中盤戦へ突入。前半のスピードラウンドから一転、山岳コースのシーズンへ。

第4戦の舞台は、岐阜県の鈴蘭高原スキー場。毎年、JNCC1戦だけが開かれるため、1年をかけてフィールドは自然の猛威に曝される。ベテラン達も、その日が来るまでどんなコースに変化しているか、わからないところが鈴蘭ラウンドを面白くしている。

スタートは、なんと最小排気量のYZ125Xで見事な駆け引きをモノにした鈴木健二がホールショット。渡辺学、小池田猛と続くが、王者小池田はオープニングラップで痛恨の転倒。クラス最後尾で再スタートを切った。2周目には、追い上げた小池田と渡辺のバトルが展開。少し遅れて、3位争いを鈴木と久々にJNCCに参戦する釘村忠が繰り広げる。

渡辺は、この鈴蘭に向けて給油タイミングを減らすためにビッグタンクを搭載してきたが、思った以上にガソリンの減りが早く、「1時間20分くらいで給油ランプがついた。小池田くんも同じタイミングで給油しました」と。渡辺は、その後も必死に小池田に食い下がるが、段々と差を開けられてしまい、小池田が4連勝。小池田は「最初にミスしてしまったが、マシンとの相性がよくて余裕をもってレースを展開できた。しかし、手は抜かないつもり。全戦を勝ちに行く」と意気込む。

2位の渡辺は「今乗ってるYZ450FXだと、開けきらないことも多い。どこかで小池田くんよりもアドバンテージを持てるラウンドがくるだろうし、その時を逃さず、一矢を報いたい。それに、実はまだレース用に準備ができていないので出せないんですが、YZ250Xをどこかで投入する予定です」と隠し球を持っていることを明かした。

《稲垣 正倫》

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