9割が運転中の「イライラ」を経験、うち6割以上が危険ドライバー予備軍

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運転中にイライラしたことはあるかイライラを抑えるためにどのような対処法を取るか
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日本アンガーマネジメント協会は、6月6日「アンガーマネジメントの日」を前に、全国420人を対象とした、危険運転と怒りの関係性の調査を実施、その結果を発表した。

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日本アンガーマネジメント協会は、怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」の普及を推進。2015年より、6月6日(ムカムカ)を「アンガーマネジメントの日」と制定しており、今回の調査はこの記念日を前に実施したもの。

調査結果によると、90.2%が運転中にイライラした経験があると回答。それにも関わらず、イライラを抑えるための行動を何もしない人が39.1%もいることが判明した。また、運転中にイライラした際、「イライラするだけで特に何もしない/したくならない」と回答したのはわずか39.6%で、「必要以上にスピードを出してしまう、または出したくなる」、「前の車をあおってしまう、またはあおりたくなる」など、60%以上の人がロードレイジ(あおり運転や進路妨害などをするドライバーや報復行動全般)になり得るという結果が出た。

一方、「あおり運転や急な割り込みなど、周りの車に危険な運転をされたことがあるか?」との問いには、76.0%が「ある」と回答した。また、被害に遭いそうになったときの状況については、1位が「速度を落として運転をしていたとき」。次いで「軽自動車または小さ目の車に乗っているとき」が2位となり、その半数は女性だった。

また、イライラする状況について最も多かったのは「前の車の速度が遅いとき」の74.7%、次いで「渋滞にはまったとき」の59.1%。そのほか、「蛇行運転など、後ろの車からあおられたとき」が52.0%、「クラクションを鳴らされたとき」が34.8%と高い数字となった。

《纐纈敏也@DAYS》

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