ホンダ CR-V 新型、新世代ハイブリッドとガソリン設定…欧州で販売開始へ

エコカー ハイブリッド
ホンダCR-Vハイブリッド(欧州仕様プロトタイプ。ジュネーブモーターショー2018)
ホンダCR-Vハイブリッド(欧州仕様プロトタイプ。ジュネーブモーターショー2018) 全 4 枚 拡大写真

ホンダは5月31日、新型『CR-V』の販売を欧州市場で開始すると発表した。欧州向けの新型CR-Vには、ハイブリッドを設定。ホンダのハイブリッド技術がSUVに搭載されるのは、欧州では新型CR-Vが初めて。

「i-MMD」(インテリジェント・マルチモード・ドライブ)と呼ばれる新世代のハイブリッドシステムは、エンジンがアトキンソンサイクルの2.0リットル直列4気筒ガソリン「i-VTEC」。これに2個のモーターを組み合わせたもの。このハイブリッドシステムでは、従来のトランスミッションが不要。単一の固定ギア比となっており、ハイブリッドシステムのトルクを滑らかに伝達する。

走行モードは、ゼロエミッションのEVドライブ、ハイブリッドドライブ、エンジンドライブの3種類を、走行状況に応じて自動で切り替え。都市部の走行状況では、ほとんどがハイブリッドドライブとEVドライブとなり、燃費を追求する。エンジンドライブは、力強い加速や効率的な高速走行のために、必要に応じて作動する。

また、欧州向けの新型CR-Vには、ガソリン仕様として、1.5リットル直列4気筒 VTECターボエンジン搭載車も設定。このガソリン車には新たに3列シート仕様を設定し、使い勝手を向上させた。

さらに、新型CR-Vでは、車載コネクティビティを追求。USBポートを2個装備しており、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機器などの電子機器を充電できる、としている。

《森脇稔》

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