五輪開催1年前の完成を…札幌市が改めて北海道新幹線札幌延伸の前倒しを要請する構え

鉄道 行政
2030年度末の開業が予定されている北海道新幹線新函館北斗~札幌間だが、仮に札幌オリンピック・パラリンピックの2030年誘致が決まれば、札幌市は2029年2月頃の完成を要望する模様。
2030年度末の開業が予定されている北海道新幹線新函館北斗~札幌間だが、仮に札幌オリンピック・パラリンピックの2030年誘致が決まれば、札幌市は2029年2月頃の完成を要望する模様。 全 1 枚 拡大写真
札幌市の秋元克広市長は、5月30日に開催された定例会見で、北海道新幹線新函館北斗~札幌間の前倒し開業を改めて要請していく考えを明らかにした。

北海道新幹線の札幌開業は2030年度末が予定されているが、札幌市では誘致を目指している冬季オリンピック・パラリンピックの誘致時期に絡めて、札幌開業を目指す機運が生まれている。

会見によると、誘致時期は当初の2026年とするか、2030年へ変更するかという点が検討されており、秋元市長は「仮に2030年のオリンピック・パラリンピック招致・開催を目指すということになれば、具体的に完成時期は冬季五輪開催の1年前への前倒しをお願いしていくということになりますので、そういうスケジュール感の中で要望をしていくということになります」と述べた。

札幌市では、これまでも札幌開業の前倒し要請してきており、「これからもその中で、具体的な時期を入れていくか入れていかないかという状況が出てくるということになると思います」として、誘致時期の検討過程を睨みながら、要請のタイミングを掴みたい考えのようだ。

冬季オリンピック・パラリンピックの誘致時期については、判断をするまで時間的な余裕はないとして、秋元市長は、6月中には一定の方向性を出したい考えを述べている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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