メルセデスベンツ Gクラス 新型を受注開始 最も大幅な改良[写真追加]

自動車 ニューモデル 新型車
メルセデスベンツGクラス新型(G550)
メルセデスベンツGクラス新型(G550) 全 16 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本は、 新型『Gクラス』を6月6日に発表し、同日より注文受付を開始した。納車は8月下旬以降の予定。

【画像全16枚】

Gクラスは1979年の誕生以来、基本的なスタイリングやボディはそのままに、パワートレインや装備のアップデートを繰り返しながら約40年間、最高級クロスカントリービークルとして君臨してきた。新型はGクラス史上最も大幅に改良されたモデルであり、初のフルモデルチェンジとなる。

新型Gクラスは、新設計のラダーフレームを採用。形式こそ従来と同じラダーフレームだが、新型では最大3.4mm厚のスチール鋼板を「ロ」の字型にした鋼材から製作、MAG溶接で組み立てることで、悪路走行時に求められる強度、剛性、安全性を向上。新開発のサスペンションはGクラス開発チームとメルセデスAMG社が共同開発したもので、フロントはダブルウィッシュボーン独立懸架、リアはリジッドアクスルとなり、いずれもサブフレームを介さず、ラダーフレームに直接取り付けられる。

ボディは、超高張力スチールやアルミニウム製パーツ(フェンダー、ボンネット、ドアなど)の採用により、約170kg軽量化。同時にフレーム、ボディシェル、ボディマウントのねじり剛性は、先代の6537Nm/degから1万162Nm/degへと約55%向上し、これにより静粛性も大幅に向上した。

エクステリアは、Gクラス独自のスクエアなデザインを踏襲しつつ、リアウィンドウを除き、すべて微妙に曲面となったウインドウガラスを採用することで空力性能を向上。新デザインの丸形LEDヘッドライトも採用されている。ボディサイズ(欧州参考値)は、全長4817mm(+53mm)、全幅1931mm(+64mm)と、先代に比べて特に全幅が大きくなった。

インテリアも一新。12.3インチの高精細ワイドディスプレイ2枚が1枚のガラスカバーの下で視覚的に融合したワイドスクリーンコクピットとなったほか、センターコンソール上にコントローラーを備えたタッチパッドを採用。室内スペースは全席で広くなり、特に後席ではレッグルームが150mm拡がるなど、居住性も大幅に向上した。

パワートレインについては、「G550」に気筒休止システムを採用して燃費効率を向上させつつ、最高出力422ps(310kW)、最大トルク610Nmを発揮する 4.0リットルV型8気筒直噴ツインターボエンジン「M176」を搭載。トップパフォーマンスモデルのメルセデスAMG「G63」には、メルセデスAMG社が完全自社開発し、最高出力585ps(430kW)、最大トルク850Nmを発揮するAMG 4.0リットルV8直噴ツインターボエンジン「M177」が搭載される。

トランスミッションには従来の7Gトロニックに代えて、トルクコンバーターハウジングをアルミニウム製、ギアハウジングをマグネシウム製とした9Gトロニックこと新型9速ATを採用。また、ステアリングシステムは従来のボール&ナット形式から、ついに電動機械式ラック&ピニオン式に変更された。

また、路面や走行状況に応じてドライブモードを切り替えることが可能な「ダイナミックセレクト」を採用。エンジンやトランスミッション、サスペンション、ステアリング、運転支援システムの特性を「コンフォート」、「スポーツ」、 「エコ」、「インディビジュアル」、そして新しく追加されたオフロードモード「Gモード」の5種類から選択できる。

なお、フロント・ディファレンシャルギア部分の最低地上高は270mm、前後アクスル間では241mm(従来比+6mm)となり、最大渡河水深は70cm(従来比+10cm以上)、安定傾斜角度は35°(従来比+7°)を誇る。さらに、デパーチャーアングルは30°(従来比+1°)、アプローチアングルは31°(従来比+1°)、 ランプブレークオーバーアングルは26°(従来比+1°)と、いずれも先代を上回っている。

安全運転支援システムについては、全モデルに「レーダーセーフティパッケージ」を標準装備。車間距離を適切に維持するとともに、渋滞追従機能を備えた「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」、ドアミラーの死角範囲をレーダーでモニターして危険性を警告する「ブラインドスポット アシスト」、衝突回避をサポートする「アクティブブレーキアシスト(歩行者検知機能付)」などを標準装備とした。また、片側84個のハイパフォーマンスLEDを個別に制御することで、前走車や対向車のドライバーを眩惑せず、より広い範囲を明るく正確に照らすマルチビームLEDヘッドライトも採用された。

価格はG550(左ハンドルのみ)が1562万円、メルセデスAMG G63(左 / 右ハンドル) が2035万円。なお、しばらくは従来型Gクラスも継続販売される。

《丹羽圭@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『NX』ビッグマイナーチェンジはこうなる…新デザイン採用で商品力を大幅強化か
  2. ホンダ『シビックタイプR』受注停止のままモデルチェンジへ、登場は2026年秋か…最終デザイン
  3. いすゞのピックアップトラック『D-MAX』、タイからの並行輸入で7月1日発売…税抜1000万円
  4. アキュラ『インテグラ』の「タイプS」、FF車の新記録を達成…パイクスピーク 2026
  5. 三菱『パジェロミニ』を北米投入か? 「ベイビー・パジェロ」は新たな武器になる!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ボルボカーズ、2028年以降の車両にアプティブのGen 8レーダー採用へ…悪天候や複雑な市街地でも高精度センシング
  2. ボッシュ、ヒューマノイド向け需要拡大でロボティクス事業を強化
  3. アステモが執行役員を解任、「職務遂行の適切性に問題」…子会社社長も交代
  4. SDV時代、進化するアフターマーケットの“今”と“未来”が一堂に…「アウトメカニカ フランクフルト 2026」9月8~12日開催
  5. 7/27申込締切 【激変するインド自動車産業】政策転換とEVシフト、クイックコマースが拓く日本企業の勝機
ランキングをもっと見る