EVは音が違う…帝人グループ、内装材事業強化に向けて独ジーグラーを買収

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帝人フロンティアは、自動車向け内装材事業をてがけるドイツのジーグラーを、1億2500万ユーロで買収すると発表した。帝人グループとして欧州に自動車向け内装材の生産・販売拠点を確保、欧州をはじめとする同事業のグローバル展開を加速する。

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ジーグラーは、長年培ってきた不織布の生産・加工技術を応用、高い静音性能を持つ吸音材製品を市場投入しており、欧州で高いシェアを持つ。欧州自動車市場では、シートワディング材のリーディングメーカーとなっている。

自動車業界は、環境規制の強化による電動化や自動運転、カーシェアリングの進展などによって大きく変化しており、快適性や静音性を追求した車内空間に対するニーズが高まっている。帝人フロンティアはこうした変化を大きなビジネスチャンスと捉え、特に音を制御して快適空間を生み出す制音機能(吸音、遮音、静音)をコアとした製品の開発・生産・販売により制音事業の拡大を図っている。

今回、高機能内装材の事業拡大に向けて、欧州における生産・販売体制構築を目指す帝人フロンティアと、今後成長が予想される自動車吸音材市場に向けて、グローバル展開を図るジーグラーのニーズが合致、買収を決めた。

帝人フロンティアはジーグラーの発行済全株式を取得して完全子会社化する。今後、EV化などによって発生音の性質が変化する中、ジーグラーの技術力・デザイン力により新規吸音材の提案を進めるとともに、制音技術を活かして他用途への拡大も図る。また、帝人フロンティアが持つ原糸・原綿からの研究開発・生産機能を活用して、超極細繊維を用いた吸音効果の高い新たな吸音材の開発を進め、他社との差別化を図る。

《レスポンス編集部》

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