2022年の世界コネクトカー市場予測、1億7500万台以上に拡大…C-V2Xも普及へ

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香港に本拠を置くカウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチは7月31日、世界の車載テレマティクスコントロールユニット市場の予測レポートを発表した。

この予測レポートによると、乗用車や小型商用車、大型車、バスを含めて2018~2022年に、全世界へ1億7500万台以上のコネクテッドカーが出荷される見通し。欧州市場での緊急自動通報「eCall」の義務化、日本の自動車メーカーのコネクテッド機能採用開始、中国におけるコネクテッドカー需要の立ち上がりなどにより、市場が拡大すると予想する。

また、市場は急速に4G LTE接続に移行しつつあり、ほぼ半数の車両の車載テレマティクスコントロールユニットが、4G LTEを採用。4G LTEは2022年以降も主流で、他の市場と同様、2Gや3Gは2020年代前半には使われなくなると見込む。

車載テレマティクスコントロールユニットのメーカーは2018~2019年にかけて、自動車向け通信技術(C-V2X)を搭載する見込み。C-V2Xシステムが組み込まれることで、システムとしてより洗練したものとなった5G-NR(スタンドアローンあるいはSA)を活用した自動車は、2025年以降に現れ始め、その後、レベル4およびその先の自動運転への動きが20年の間に出てくる、と予測する。

カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチは、4G接続、タッチスクリーン、アプリ主導のプラットフォームといった技術が、携帯市場において従来型の携帯電話からスマートフォンへの大変革を引き起こしたのと同等の大変革になるだろう、としている。
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《森脇稔》

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