BMW M2 後継「コンペティション」、M4 譲りの410hpエンジン搭載…欧州発売へ

自動車 ニューモデル 新型車
BMW M2コンペティション
BMW M2コンペティション 全 8 枚 拡大写真

BMWは7月30日、『M2コンペティション』を欧州市場で発売すると発表した。

同車は、BMWの小型クーペ、『2シリーズクーペ』の頂点に立つハイパフォーマンスモデル、『M2クーペ』のさらなる高性能バージョン。そのハイライトは、M2 クーペよりも上級の『M4クーペ』や『M3セダン』と共通仕様のエンジン搭載にある。

直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンは、M4クーペ/M3セダンよりも出力は抑えられた。それでも、最大出力410hp/5250~7000rpm、最大トルク56.1kgm/2350~5200rpmを発生。M2 クーペの最大出力370hp、最大トルク47.4kgmに対して、40hp、8.7kgmもの上乗せとなる。

トランスミッションは、6速MTまたは7速Mダブルクラッチ。M2コンペティションは、0~100km/h加速4.2~4.4秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。オプションのMドライバーズパッケージでは、最高速が280km/h(リミッター作動)に到達。M2 クーペに対して、0~100km/h加速は0.1秒短縮。最高速は10km/h上回る。

モータースポーツの技術を生かして、足回りをチューニング。CFRP(カーボンファイバー強化樹脂)製ストラットによって、ボディ剛性を向上。グレーのキャリパーが特徴のMスポーツブレーキも用意された。

内外装は、M流儀のスポーティな演出。新デザインのフロントバンパーは、冷却性を引き上げる効果を追求。キドニーグリルはハイグロスブラック仕上げとした。専用エアロパーツ、新デザインの19インチアルミホイール、新デザインのエグゾーストなどを装備。室内には、新デザインのスポーツシートやMレザーステアリングホイールなどが採用された。なおBMWは、M2コンペティションが従来のM2クーペの後継モデルになる、としている。
新型『フォレスター』は、2.5リットル直噴エンジンと、e-BOXERと名付けた2.0リットル直噴エンジンとモーター…

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. ウィラーエクスプレス、2026年春から高卒採用を開始…免許全額会社負担、独自のキャリアプランを発表
  3. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  4. 【ボルボ XC60 ウルトラB5 新型試乗】大胆緻密なマイチェンが証明する、ベストセラーであり続けている理由
  5. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る