元マツダのデザイナー、究極のアナログスーパーカー目指す…ペブルビーチ2018

自動車 ニューモデル 新型車
サラフC2
サラフC2 全 5 枚 拡大写真

米国のサラフ(SALAFF)社は8月24~26日、米国で開催された「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス2018」(Pebble Beach Concours d'Elegance)において、新型スーパーカー、『C2』(Salaff C2)を初公開した。

画像:サラフ C2

米国カリフォルニア州で毎年開催される「モンテレー・カー・ウィーク」の有名イベントのひとつが、「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」。全米から車好きの富裕層が多く集まる一大イベントであり、世界中から集められた数々のクラシックカーが展示される。

サラフ社は、デザイナーのカルロス・サラフ氏が立ち上げた。同氏はかつて、マツダに在籍。マツダ時代には2008年、コンセプトカー、『風籟』(ふうらい)などを手がけている。

今回サラフ社は、ランボルギーニ『ガヤルド』の車台やパワートレーンをベースに、新型スーパーカーのC2を開発。ガヤルドは2003年にデビュー。5.0リットルV型10気筒ガソリンエンジン(最大出力500ps)をミッドシップに搭載し、4輪を駆動するスーパーカーとして誕生した。

C2では、このガヤルドをベースに、独自デザインのボディと内装を設計。カーボンファイバーまたは、ハンドメイドのアルミ製のボディをまとう。カルロス・サラフ氏によると、フェラーリ『330 P4』、ポルシェ『917』、プジョー『905』のような時代を超越した名車が目標。C2は、究極のアナログスーパーカー、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る