ダイハツ工業は俳優の高橋一生を、「安全・安心サポート王子『高橋111世』」というキャンペーンキャラクターに起用している。だが高橋はキャラクターになる前から安全・安心サポート王子だったのではないか？
ダイハツは、現在のダイハツが日本で最初の国産エンジン「6馬力 吸入ガス発動機」を完成させてから2018年で111年になるのを記念して、2018年4月から「ダイハツ111周年の大感謝ワンワンワンダフルパーク」キャンペーンを開始した。そして高橋が、ワンワンワンダフルパーク内の安全・安心の城の主であり、各施策を紹介するキャラクターの高橋111世として登場する
ダイハツは8月20日に発表した「リミテッド」シリーズに搭載された、パノラマモニターのメリットや機能を理解してもらうために「パノラマモニター・スペシャルムービー」を制作、2018年8月28日から特設ウェブサイトで公開した。
ウェブムービーは、高橋に「ワンワンワンダフルパーク」の趣旨説明をする打ち合わせと、ービーの撮影現場という設定。女性スタッフが「高橋111世というキャラクターを演じていただくのですが」と説明すると、高橋さんは「いいですね！ 111周年だから111世ってことですよね」と妙に物わかりがいい。
女性が機能の名前を「ステレオモニター」と間違えるとすかさず高橋が、「パノラマモニターですよ。イメージとしては、運転席から見えにくい……」と身振り手振りで説明する。高橋はなぜか機能を熟知、説明に来た女性スタッフより詳しい。
驚きを隠せない女性スタッフに高橋は「ではエアードライブで説明いたしましょう」と、より丁寧に詳しく教えようとする。エアーギターならぬエアードライブだ。スタジオの通路や楽屋で車ごっこのように危険な場面を再現しては各機能を説明していく。そして高橋はエアードライブのまま撮影現場入りをする……。
